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「死んじゃってもいいかなあ、もう……。」 38歳・秋。その夜、僕は、不思議なワゴンに拾われた。 裏表紙のあらすじで、通勤中に読もうとなんとなく購入したのですが… 帰りの地下鉄〜今までで、結局読み切ってしまいました。 良かった。 終電も終わった駅に佇む主人公の元に、ワインレッドの「オデッセイ」が停まる。 それは、5年前に交通事故死した父子の乗るワゴン。 ワゴンに乗って、人生の岐路となった場所を巡る。 人生のやり直しは、叶えられるのか… 良い本でした。評価が高いのも頷けます。 なんかね、「頑張ろう!」って気にさせてくれる作品でした。 人生には様々な選択が迫られます。 それは、意識しているしていないに係わらずなわけですが… もし、過去に戻れるのなら…どんな選択をするのだろう。 ましてや、それが「これからの人生を決める、重要な場面」だったら… 現実には、いくら過去を悔んでいても、 やり直しは絶対できないわけで… だったら、今生きているこの瞬間を大切に過ごすことで、 これからの人生を楽しむこともできるのかもしれない。 そーゆーふうに思わせてくれる作品でした。 オススメ。 でも実際は、すぐ前向きに気分転換できるわけもなく、 やっぱりネガティブな発想を止めることができず、眠れない人間もいるわけですヨ。 正直なところ、「もう無理!」って思うわ。このワゴンに乗ったらね。 「人生における重要な選択肢」の場面で、明らかに間違った選択をしたかもしれない現実を、 見せられるんだから、 寧ろ、「これで『我が生涯に一片の悔いなし』」ってピリオド打つ方向でしか考えられない。 この本を読んだくらいで、そう簡単に頑張れるようになるか! って思うのも事実。 これは、もう、個人の思考とか性格の問題だと思うケド。 考え方がポジティブな方は、フツーに良い作品って思うだろうし、 多少ネガティブ指向な方にも、「よーし、頑張ろう!」って本気で思わせてくれる作品だと思います。 オススメってのは、ホントです。 読みやすかったし、飽きさせない。 なにより、最後が気になって仕方なかったので、読み切らないと眠れないくらい、 良い作品です。 |
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